2023年の振り返り 子育てと仕事との両立

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2023-12-31 14:36

2023年は、仕事と子育ての両立に苦労しながら過ごした1年でした。

子供が生まれるのに合わせて少し広い場所へ引越し、役員と相談しながら1月ごろから徐々に業務の調整を行い、新しく入ってくださった方にも引き継ぎながら、育休を5月〜6月で取りました。
4月からは CTO として新しい仕事も始まったところでもあり育休を取るかは正直悩みましたが、しっかり育児にもコミットしたいと考えているためある程度の長さを取ることにしました。また、取ることを決めた際には「これを機に業務の移譲をするチャンスにしよう」と考え、自分がいなくても業務が回るようにできる限り権限移譲がされるよう準備を行いました。

育休に関しては考える機会がたくさんあった一方で、予想外だったのは情報格差です。
出産前から妻は定期的に病院に行くこともあり、出産の流れ、さまざまなリスクといった部分を始め、母子手帳の中身や行政からの書類などたくさんの情報に直接触れる機会があります。自分も口頭で軽く情報共有を受けてはいましたが、ある時妻と話している中で「妻からは知らない情報を共有を受けているがこちらから情報を共有していない」という情報の非対称性に気づきました。
情報に直接アクセスしていないことにより記憶に定着していかないだけではなく、普段からこれから生まれてくる子供について考える機会が少なくなってしまうためにどうしても情報の解像度に違いが生まれてしまいます。
そこで、我が家では以下のような点に気をつけることにしました。

  • もらってきた資料についてはすぐに片付けずに見える場所においておくこと
  • 領域ごとに分担し、各トピックについては担当になった方が主体的に調べること
  • 定期的に振り返り・共有の時間を取ること

また、自分ができることとして、かなり意識しながら出産前後になにをすべきかの情報についてまとめていきました。
これらにより比較的課題は解消でき、育児が始まる前から温度感に差が出ることを防ぐ事ができたように思います。
また、退院してからは毎日、しばらくして安定してからは隔週でKPTをおこなって振り返りをしつつ生活フローも最適化していきました。振り返り会については、出産から育休までだけではなく、その後も継続して行っています。

仕事も密度高く行いつつ、なんとか子供の変化の速さに必死についていけるよう頑張っていたらあっという間に終わってしまった 2023 年。いやはや来年はどんな年になるんでしょうか。

今年もみなさまありがとうございました。来年も頑張りましょう。
良いお年を!

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Makoto Shimazu